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インターンシップのマナー:お礼状編

 

みなさん、こんにちは。はなです。本日はインターンシップ参加後に企業に対して感謝の気持ちを表す、お礼状のマナーを紹介したいと思います。

 

 

 ·お礼状のポイント

 

インターンシップ長短に関わらず送る

☑Eメールは「略式」であるので、できれば手書きのお礼状が望ましい。(「メールのみでの受付」という企業もあるので、その場合は企業側に合わせてメールで送付する。)

インターンシップ終了日の翌日には投函できるのが望ましい。遅くとも一週間以内に企業が受け取れるようにしましょう。メールの場合は終了日当日に送るのが望ましい。

☑内容に関して不安があれば、大学の就職支援センターで添削してもらうとよい。

 

 

 ·用意するもの 

 

☑便箋:縦書き、白無地、罫線入り

☑黒色のペン

☑封筒(和封筒、白無地)

→いずれも100円ショップで購入することができます。

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 ·どんなことを書くの…?

 

手紙の慣用句を適切の用い、形式を整えて格調ある文章で作成する必要があります。それ以上に

【忙しい時間を割いてインターンシップを開催して、受け入れてくれたことに対するお礼】【自分はインターンシップでどんなことを学んだのか。どんなことを感じたのか】

インターンシップでの経験をこれからどのように活かしていきたいのか】

この三つを書くことが重要です。

 

 

 ·お礼状の慣用表現

 

☑時候の挨拶

時候の挨拶は「頭語」の後に続ける礼儀文です。時候の挨拶には以下のようなものがあります。

手紙の書き方大辞典:

www.letter110.net

 

☑頭語と結語の組み合わせ

文書の本文部分は、「前文」「主文」「末文」で構成されますが、頭語は前文の最初に書く言葉で、結語は末文の最後に書く言葉です。

【頭語:拝啓 結語:敬具】→基本の形

【頭語:謹啓 結語:敬白、敬具】→特に丁重にする場合

 

 

 ·前文

 

例:拝啓 盛夏の候、貴社ますますご発展(ご隆盛)のことと、お喜び申し上げます。

この度は貴社インターンシップにて、貴重な経験をさせていただき、誠にありがとうございました。

※ご発展、ご隆盛の部分をご清栄、ご清祥、ご健勝としないよう注意。個人宛の前文の場合に用いる慣用表現です。

 

 

 ·主文

 

【自分はインターンシップでどんなことを学んだのか。どんなことを感じたのか】

インターンシップでの経験をこれからどのように活かしていきたいのか】

を掘り下げて書く。

 

 

 ·末文

 

最後に挨拶して締めくくる文

例:お忙しい時間を割き、ご指導賜りましてありがとうございました。まずは略儀ながら書中をもって御礼申し上げます。  敬具

 

 

 ·封筒の書き方

 

表:担当者の名前が分かれば、△△様。分からなければ担当部署に御中をつけて書く。

  宛名部分が中央にくるように。(写真は少し中央からずれていますが…)

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裏:封の部分に〆マークを書く。その左下に投函日を書く。

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いかがでしたでしょうか。形式の整った文書を書いた経験がある人は少ないかもしれません。最初はマニュアルを参考に練習してもいいかと思います。自分らしい文書が書けるようになると、人事担当者の方も「お!」と思うかもしれませんね。